99.9%細かくないです。

お会計の時に、「細かくてすみません」と言って硬貨を出してくださる方が多いのですが、昔そう言いながら、1円玉を20枚、5円玉を数枚、残りも全て硬貨というような形で、受け皿にも乗りきらないほどの大量の硬貨を出されたことがありました。

(なぜ大量の1円玉を持ち歩いていたのだろう) という疑問と、(なぜこのお店で硬貨を全て使ってしまおうと思われたのだろう)という疑問が同時に湧き上がりましたが、同一硬貨の受け取りは20枚までと法律で定められていることを後で知って、あぁ合法だから…(?)と、役立つ機会が少なそうな法律知識を得ました。

その時の衝撃が大きすぎて、「細かくて・・・」という前置きがあると、1円玉20枚?!と瞬間的に不安が押し寄せて身構えてしまうので、そうじゃない場合の硬貨は気にせずお出しいただけるとむしろ有り難いです。

昔、韓国に遊びに行った帰りの空港で、半端に残っていた1000ウォンを使い切ってしまおうと、友人に「お菓子とか色々買ってくる!」と意気揚々と伝えてから近くにあった売店へ向かいました。

多分もう頭が日本円に切り替わっていて、1000ウォン(当時約100円)なのに1000円あると勘違いしたまま謎にウキウキと買い物に向かい、結果小さなガム1つを手にシュンとして戻ってきた私を見て、「ガムしか買えなかったの?」とゲラゲラ笑う友人の姿が一番思い出に残った旅。

使い切る必要はまったくなかった。