久しぶりに毎朝水道管が凍る1月。この場所で初めて水道管の凍結を経験した時はアタフタしたものですが、11年もいたらすっかり慣れてしまいました。

小さい頃は冬休みに両親の実家(北海道)へ帰省すると庭にキツネが遊びに来るようなTHE・北海道という体験が色々できました。
中でも思い出深い景色は、窓の外にできる、凶器にもなり得そうなほどに鋭いつらら。
ある時、祖母と二人で台所にいたら、おもむろに祖母が台所の小窓を開けて、鋭く太いつららをポキっと折り、砂糖を振りかけて、「ほれ」と私に差し出しました。(*不純物は一切入る余地のなさそうな田舎)
幼かった私は、これは北海道の人が食べているアイスキャンディー的なおやつなのだろうと受け入れていたのですが、数年前に、子供の頃つららがおやつだったんでしょ?と母に聞いたところ、「そんなわけないでしょ」と一笑に付され、お互いに「え??」となりました。
親子代々思い出のおやつだと思っていたら、私と祖母だけの思い出らしい。もしかしたらあの世でいつか聞いても、祖母ですら覚えていないかもしれない。真に受けていたのは私だけのような気もしてきたけれど、つららなんて普段見ないだろう孫を喜ばそうとしてくれたのかなと思っておきます。

この数年は冬限定でクリームチーズプディングをご用意していましたが、今シーズンのさつまいもプディングもたくさんご感想いただいて嬉しかったです。2月半ばくらいまでのご用意になるかと思いますが、温かい珈琲と一緒にぜひお楽しみください。
