反省の1杯。

珈琲を特によく飲むようになったのは社会人になってからですが、外でテイクアウトの珈琲を買って出社するというような世代ではないので、職場の給湯室の大きなコーヒーメーカーで淹れた珈琲を朝ご飯代わりに一杯、という日常のルーティンがあっただけで、当時は珈琲が好きで飲むという感覚ではありませんでした。

新入社員の最初の仕事として、朝早く出社してマシンのポットいっぱいに珈琲を淹れておくべしという不文律もありましたが、その時間が実は好きで、ミーティング前にみんなの飲み物(全員飲むものが違う)を用意したりする新人の仕事もむしろ楽しかった思い出。

配属されてすぐの頃、来客の方に珈琲を出す時に上司から「僕アメリカンね」と言われたものの、マシンも豆も決まったものしかないのに、(・・・どこにアメリカンが???)となり慌てて、珈琲好きだった同期のU君をコソコソと呼び出して、「アメリカンて言われたんだけど、ないよね??」と聞いたら「お湯多めに入れて薄めればいいんだよ〜🎵」と飄々と答えて去っていき、へぇ〜・・・とその通りにしました。

打ち合わせが終わった後、上司が私の席を通り過ぎる際に「熱すぎたよぉ!」と言われて、あぁそういえばポットの沸騰したお湯そのまま入れてしまったわ、、と反省しつつ、アメリカンてあれで良かったんだ、、という安堵の方が大きかった、珈琲にまつわる一番の失敗談。

ちなみにアメリカンがメニューにあるお店では、そのようにしているお店もあるかもしれませんが、アメリカン用の豆(浅煎り)で淹れているお店もあるので、解釈として薄めた珈琲を指すというわけではないのですが、当店でも「薄めのアメリカンで」と一度言われたことがあり、薄める意味で使われることも昔は多かったのだと思います。

時々、珈琲豆をご購入される方から「100gで何杯分淹れられますか?」というご質問をいただくことがありますが、お使いになる道具やカップが人それぞれ違うと思うので、お答えするのが少し難しい質問でもあります。

ご心配な方は最初におすすめなのはドリップバッグで、ご自宅で頻繁に飲まれる場合は、小売店などで何十枚か入ったドリップバッグだけ用意して、珈琲豆はお好きなものを使うのも手軽でおすすめです。

当店でご用意している珈琲豆はドリップバッグでもとても美味しく淹れることができるので、ハンドドリップと同じようにお飲みいただけるのではないかなと思います。また、少しの手間でより美味しく淹れることができる方法を外袋に記載していますので、興味のある方はご参考までにどうぞ。